ノアザミ
ノアザミは、「キク科アザミ属」の多年草で初夏から夏に咲き、本州、四国、九州に分布して、若い茎は山菜として香り高い食材となり美味しいらしい。
100種類のノアザミが日本にはあるとのこと。しかし、ノアザミは田舎では一番嫌われる雑草。
なぜなら、昔、肉牛を農家が飼育していた頃、牛の飼料の若草刈りは朝食前の女性の仕事。刈るのにノアザミは棘があり掴めない。棘が小さく刺さると痛い。そして、牛にも食べさせられない困った雑草。
しかし、じっと眺めるとまことに繊細で鮮やかな色彩が見事。
山菜として天ぷらにして食べるとおいしい?と初めて知りました。