西方寺を訪ねて・・・その2

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【安国住職さまの講話】

内区盆踊り大会30周年記念に作られている『内村音頭』1番から10番までの中に歴史・史跡地形・自然風景・農産物の変化・地域の人々のつながりが表現されていました。

その歌を聴いて、住職様のお話があり内村の様子をとてもわかりやすく伝えていただきました。

・山から流れてくる上質の水を生かし、「山田錦」という最優秀な酒米ができている。米作りは農事組合法人ファーム志和で行われている。

・道路を広げ車の交通は良くなった。

・土地を大事にして人とのふれあいを大切にしてきている。問題は若い人が少ないこと。

西方寺の現在の本堂は寛文8年(1668)頃の建立、県内に現存する真宗本堂としては最古級。

本堂内の柱はなんと栗の木でつくられているそうです。

栗材使ってこれほど大きな柱にするのはなかなか難しいことだそうです。昔は栗の産地だったということです。

最後にこの地区で最も尊敬されている方を紹介してくださいました。その方はお体が不自由であったそうですがいつもお念仏を唱えて、精いっぱい独り暮らしだったけど生き抜かれた方だそうです。その方を偲んで石橋松のお墓があり今も地域の皆さんが守っておられるとのことです。

音楽と共にユーモアを交えた明快なお話で1時間はあっという間にすぎました。

ありがとうございました。