地域おこし協力隊インタビュー〜櫻井さん〜
地域おこし協力隊で、新しく志和担当として着任した櫻井紫(さくらい ゆかり)さんにインタビューを行いました。
どのような思いで、彼女は地域おこし協力隊になったのでしょうか。
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私の出身は山口県です。
高校時代は、女子サッカー部に所属していました。
高校の時、留学をしてみたいと思っていた時に、縁あって、留学の支援プログラムと出会い、
フランス留学を経験することができました。
留学先で、ホームステイした地域は、田舎のエリアで、落ち着いたゆったりとした時間が流れていました。
休日に広場に行くと、マルシェが開かれていて、いろんな形がごろごろっとあるお野菜が並んでいます。
みんな、形や色の不揃いを気にせず、買っていきます。その風景が、素敵だなと。
フランス留学したことで、価値観が180度変わりました。こういう世界があるんだ。
日本の当たり前は、通用しないんだなと思いました。
大学進学後、大学の先生を通じて、志和に出会いました。本当はフランスにまた留学したいと思っていたのですが、
コロナもあったので、行けず、どうしようかと思っているときに、志和の茅葺保全や、島根県江津市の町おこしプログラムに参加するようになり、まちづくりに関心を持つようになりました。
茅葺は、残していくのがとても大変だなと感じていますが、環境に優しく、循環していく素材だというところに興味を持っています。
また、便利になっていく社会の中で、失われている何か、コミュニティのつながりを生み出す可能性を感じています。
昨年の11月、志和の協力隊の募集を見て、自分が本当にしたいことはなんだろう、と考え、チャレンジしてみようと思いました。
協力隊になってチャレンジしたいことは、茅葺のことです。
3年後、卒業する時にどんなゴールを描いていくかはまだ未知数ですが、
茅葺を通して、どんなことが地域に還元できるかを考えながら取り組んでいきたいと思います。
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以上、桜井さんでした。
#茅葺屋根
#地域おこし協力隊